
ブックメーカーと検索すると、その次にグラブルと出てきますが、いったいこれな何のことを指しているのでしょうか?
この記事ではブックメーカーで起きた実際の事件【グラブルブックメーカー談合事件】について解説していきます。
Contents
ブックメーカーは政治スポーツだけではなくゲームにも及んでいる
ブックメーカーのベットの対象は、スポーツの印象が強いと思いますが、eスポーツや政治、経済など身近なものに対しても広がっています。
例えば、アメリカの大統領選挙やイギリスのEU離脱などニュースとして取り上げられていることもベットの対象になっています。
そんな、ブックメーカーですが、今やゲームの中にも取り入れられ身近な存在になっています。
グランブルファンタジーというスマートフォンアプリでは、ブックメーカーを使いゲーム内で使える通貨をベットできるようにしていました。しかし、そこで思わぬ事件が起きてしまいました。
グランブルファンタジーで起こった「グラブルブックメーカー談合事件」です。
グラブルブックメーカー談合事件とは?
グラブルブックメーカー談合事件とは、人気スマートフォンアプリ「グランブルーファンタジー」を対象にブックメーカーで起きた事件。
この事件が起きた時には、ゲーム上で騎空団同士が争う「決戦!星の古戦場」というイベントが開催されていました。
グランブルーファンタジーのブックメーカーでは、この騎士団をN・W・E・Sの4つの場所に分け、どの場所が1番貢献度を獲得したかを当てるゲームを行っていました。
その日の貢献度によって応じてオッズは変わり、プレイヤーは1位のチームを予想します。予想が当たったプレイヤーは、ゲーム内で使える「宝晶石」を獲得できるというものでした。
しかし、ゲーム2日目に事件は起きました。SNS上で、131万個の宝晶石を手に入れたプレイヤーがいると噂が広まったのです。
それだけでなく、中国のグランブルーファンタジープレイヤーを含む複数の騎空団が談合して宝晶石を荒稼ぎしたという噂もあり、プレイヤーに波紋が広がりました。
なぜ、宝晶石を荒稼ぎの噂が広まった?
では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。
それは、1人のプレイヤーがツイッター上で、中国人が談合していると指摘したことから始まりました。
ツイートによれば、中国人のグランブルーファンタジープレイヤーがみんなで協力して順位を操作し大量の宝晶石を獲得しようとほのめかしているものでした。
また、時間も17時と結果が出る前にされたものだったので信憑性が高まったのです。
最終的な結果は予想通りだった
2日目の結果は、中国人の方がツイートしていた結果になりました。また、nweの順に順位も変動していたため、SNSで一気に話題となり広がっていきました。
この時の状況をツイートしている方がいましたので、そちらをお借りしながら、時系列をみていきたいと思います。
2月古戦場2日目。現在Nが首位です。点差もさほど多くなく、Sが午後から失速していることもあり、動きのある推移になってますね。#グラブル #ブックメーカー pic.twitter.com/io05NcKxgQ
— パパンダ (@papanda1978) February 18, 2019
2月古戦場2日目(続報 )。順位に変動はありません。が、1位が変わりそうですね。1位から2位の差は約3億、2位から3位は約35億です。#グラブル #ブックメーカー pic.twitter.com/0DDQSVn9E4
— パパンダ (@papanda1978) February 18, 2019
2月古戦場2日目(続報 )。23時時点、2位争いは2億差内の大接戦!あと1時間!#グラブル #ブックメーカー pic.twitter.com/yPBSY1e42O
— パパンダ (@papanda1978) February 18, 2019
2月古戦2日目(0:07更新分反映)。WSE!ラストSが伸びましたね。的中した方、おめでとうございます! グラブル #ブックメーカー pic.twitter.com/TxvUOS29Zz
— パパンダ (@papanda1978) February 18, 2019
131万個の宝晶石をゲットした人も現れた
さらに、131万の宝晶石を獲得したという画像までも出回りました。
ポイント
・131万個の宝晶石の画像
この2点が事件の信憑性を高め、「グラブルブックメーカー談合事件」となったのです。
その後、日本のグラブルプレイヤーから不満が続出し、運営側が調査に乗り出すことになりました。
結果グラブルブックメーカー談合事件はどうなったのか?
この噂を受けて、運営が調査に乗り出したところ、グラブルブックメーカー談合は行われておらず、131万個の宝晶石を獲得する人もいなかったことがわかりました。
以下、運営の調査を記したツイートとなります。
【調査結果①】現在、開催中の「決戦!星の古戦場」の「ブックメーカー」について調査の結果、先ほどお知らせしました通り、最高獲得数は『252288個』、10万以上獲得しているユーザーは18人となります。また、1万以上獲得したユーザーは900人いました。
— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) February 19, 2019
【調査結果②】1万以上当選したユーザーの中で同じ騎空団に所属していた人数が多い騎空団は9人が1つ、8人が1つとなっており、それぞれの騎空団は別のエリアに配属され、その日の総合貢献度はそれぞれ約10億で、7時〜18時に獲得した貢献度と、18時〜24時に獲得した貢献度に大きな差異はありません。
— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) February 19, 2019
【調査結果③】また、10万及び1万以上の宝晶石を獲得した当選者数は、同様の配当があった第37回本戦2日目と比べて、総当選者数の割合から比べても不自然な差異は見られませんでした。
— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) February 19, 2019
【調査結果④】以上の調査結果から昨日の古戦場において、複数の騎空団が示し合わすことで宝晶石を獲得した事実はなかったと運営チームでは判断いたしました。
以上、調査結果のご報告となります。— グランブルーファンタジー (@granbluefantasy) February 19, 2019
以上の結果から、談合は実際に行われていなかったことが証明されました。
古戦場は、数十万のプレイヤーが参加していたので、その結果を操作するのは難しいところがあったと思います。
ただ、実際のツイートの内容が当たっていたこともあり、プレイヤーにとっては不信感が残りました。その結果、事件後、ブックメーカーは廃止されました。
実際のブックメーカーでもこのような談合は難しいです。
世界中から多くの人が参加しているの加え、運営側もズルがないかを徹底的にチェックしております。
ただ、このような方法を使わなくてもブックメーカーで勝てる方法があります。
私が運営しているゴールデンコンパスではそれを教えています。
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